桜貝を探して
ドライブがてら、久し振りの増穂ヶ浦。
桜の花びらが風に吹き寄せられる様に、砂浜一面に小さな桜貝の貝殻が散らばって…いる筈だったけれど、今日は残念ながら空振り。
桜貝の貝殻はあるにはあるが、いつもより少ない。
代わりに、ウニの殻が目立った。
馴染みの平べったい形。エイリアンの頭みたいな形。平べったいのはハスノハカシパン、エイリアンみたいなのはブンブクという名前らしい。ブンブクウニの殻は見た目の印象とは違って、とても脆い。ちょっと力を入れただけで、くしゃっと崩れてしまう。
海風が吹くと、桜貝は花びらの様にひらひらと砂浜を転がっていく。
今日は能登半島地震から10年目の日。
貝寄せに 能登に散るとや 桜貝