映画:ブレードランナー2049
映画館にて鑑賞。
前作と異なり「アクションはオマケ」という感じなので、アクションを求めて観るのは止めた方が良いかも。
バレエのコンテンポラリーの様な「静寂」を内包した映像。映画を観ているのに、近代美術館で芸術鑑賞をしている様な不思議な感覚。
エイリアンの前日譚を描いた「プロメテウス」にも似ている。リドリー・スコットが制作しているからだろうか。
ブレードランナー、K(ケイ)。新型のレプリカントである彼は、旧型のレプリカントを狩る任務を黙々とこなしていた。ひたすらに孤独な彼は、擬似恋人であるホログラフィープログラムのジョイに慰めを求める。
Kは任務として「ある人物」を捜す事となるのだが、それには彼の「子供の時の記憶」が絡んでいく…。
Kの外見は成人男性であるが、内面は自分の存在意義を問い始めた思春期の少年の様だ。
話が進むにつれて、Kの孤独が埋められる事を祈らずにはいられなくなる。とにかく、せつない。最後のシーンが特に。
街の映像広告にカタカナがあったり、放射能に侵された土地(たぶん、ラスベガス)にあるホテルにハングル文字があったり、と意味深長。
色々と考えさせられる映画だった。
上映時間が3時間近く、冗長に感じるシーンもあるので、覚悟をして観ることが必要かも。
ブレードランナー2049
さて、35年を経ての続編。
映画館で観るか観ないか思案中。
前作は映画館で観たかな?う~ん、うろ覚え…映画の内容も曖昧になっている。
最近は記憶力に自信がない。ハリソン・フォードもだけど、私も歳をとった。(笑)
と思っていたら、タイムリーな事に前作のブレードランナーがテレビ放送された。深夜放送だったけど。さすがに起きていられなかったので、録画。そして鑑賞。
前に観た時はデッカードのナレーションがなかった。テレビ放送はナレーション付き。「余計な演出だなぁ」と感じつつ、オープニングから暫くの間は「こんな映画だったかな?あんまり覚えてないな~」と観ていたら、ルトガー・ハウアーが出た瞬間「あっ!」と全てを思い出した。そうそう、このアンドロイド役が凄く良かったのだ!
映画のラストに、残酷なアンドロイドが最後に見せる慈悲。このシーンが良い!
(デッカードのナレーションが邪魔!デッカードを助けたアンドロイドの心情なんて、ナレーション入れなくても解るから!)
さて、このルトガー・ハウアー。現在は面影がない。貫禄のある「おっちゃん」になっている。
ルトガー・ハウアーが主演している映画では、マイナーだけど「レディホーク」が好き。歴史ファンタジー物でラブロマンス物。まだルトガーも「シュッ」としてるしね(笑)
「ヒッチャー」は、ヒッチハイクの人が怖くなる映画。でも、ルトガー・ハウアーの演技の凄みが楽しめる。
柊
金木犀が散る頃に咲く、柊の花。金木犀と一緒で甘い香りがする。
コンビニ。肉まん。
10月も半月が過ぎ、朝や夕方の空気がすっかり冷たくなり、コンビニで肉まんに目が行くようなった。
肉まん。美味しいよね。
ふかふか、ほわほわ❤
パクっと一口かじる。肉の脂がじゅわっ❤
豚肉も美味しいけど、タケノコも好き。
値段が高めの肉まんよりも、安い肉まんの方が美味しかったりする。
陽の香
空が高くなり、朝の空気が少し冷たくなってきた。金木犀の香りが秋の始まりを告げる。
濃厚な芳香は、木のすぐ側よりも少し離れた処の方が、より極立つような気がする。
金木犀の花の色はオレンジ色だけれど、たまに花の色が白いものがある。花の名前は、銀木犀。金木犀の香りが濃厚な蜂蜜だとすると、銀木犀の香りはあっさりとした水飴の様にすっきりとしている。
太陽の光に甘い香りが寄り添う季節は、あっという間に過ぎて、紅葉の季節がまもなくやって来る。
行き過ぎて 香りを辿る 金木犀
すれ違い 香りを辿る 金木犀
香りたつ 通りすがりの 金木犀
担当業務変更
今回の人事異同で担当業務が変更になり、前に担当していた業務に戻った。
前に「仕事を辞めたい」と、このブログに書いたのだけれど、そんな気持ちが少し小さくなってくれた。
やっぱり、今までの業務内容と同じチームの●●が、私に合わなかった事を再確認する。
さあ、新規?一転、頑張るぞ❗