陽の香


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空が高くなり、朝の空気が少し冷たくなってきた。金木犀の香りが秋の始まりを告げる。

濃厚な芳香は、木のすぐ側よりも少し離れた処の方が、より極立つような気がする。

金木犀の花の色はオレンジ色だけれど、たまに花の色が白いものがある。花の名前は、銀木犀。金木犀の香りが濃厚な蜂蜜だとすると、銀木犀の香りはあっさりとした水飴の様にすっきりとしている。

太陽の光に甘い香りが寄り添う季節は、あっという間に過ぎて、紅葉の季節がまもなくやって来る。

 

行き過ぎて 香りを辿る 金木犀

すれ違い 香りを辿る 金木犀

香りたつ 通りすがりの 金木犀 

担当業務変更

今回の人事異同で担当業務が変更になり、前に担当していた業務に戻った。

前に「仕事を辞めたい」と、このブログに書いたのだけれど、そんな気持ちが少し小さくなってくれた。

やっぱり、今までの業務内容と同じチームの●●が、私に合わなかった事を再確認する。

さあ、新規?一転、頑張るぞ❗

 

映画:亜人

公開したばかりの実写版「亜人」を観てきた。

綾野剛さん(役名:佐藤。人間に復讐する亜人)が、突っ走っていた(笑)

 

死なない身体(正確には、死んだとしても身体の一部が残ればそこから復活する)を持つ亜人

日本政府は亜人を保護すると言って亜人を隔離し、人体実験をする。手足を切り落として反応を調べ、「リセット」と言って殺す。そうすると、亜人の身体は傷つけられる前の状態に戻る。そして、再び手足の切断が始まる。亜人が何度も生き返るとしても、痛いし苦しいのは普通の人間と同じ。

映画の冒頭、主人公の佐藤健さん(役名:永瀬、亜人)に対して繰り返される暴虐。このシーンはステレオタイプ過ぎて「?」なのだけれど、話の流れとしては必要なシーンなのだろう。

そこに、綾野剛さん(役名:佐藤、亜人)と城戸優(役名:田中、亜人)が助けに来る。

それからは、殆どノンストップ。凄く楽しめた。

 

さて、次は何を観に行こうかな。

 

 

コスモス


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コスモスの季節になった。

小学生の頃、コスモスの花畑で遊んでいたら、友達に「コスモスだと、花占いの結果はいつも同じだよ」と言われた事を思い出す。

コスモスの花弁の枚数は八枚。

好きから始めると、必ず嫌いで終わる。

でも、嫌いから始めると、必ず好きで終わる。

 

 コスモスで 占う指の あどけなさ

 

フェス!

向日葵畑に行ってみたい。

来年こそは。

 

太陽に憧れる向日葵。

向日葵畑が夏フェスの観客の人波に重なるのは、私だけ?

 

 向日葵や 空に焦がれて 群れ集う

 

向日葵畑の迷路には、子供たちの笑い声がぴったり。

 

向日葵の 金の波間に 遊ぶ子ら

 

 

 

 

 

 

風鈴

各家庭にエアコンが普及したので、風鈴が涼しさを演出する事も無くなってしまった。

最近は、音のせいでご近所迷惑にもなってしまうとか。何だか寂しいけど、仕方がない。

音って気になる時は凄く気になるから。

 

風ふわり 涼し涼しと 南部鉄 

 

窓辺にて 訪れ待つや 風の鈴

かき氷と四角い空


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金沢市21世紀美術館の近くにある、和風カフェ。念願の「つぼみ」の白桃のかき氷。

ふわふわの氷。頭がキーンとならない。

シロップを少しずつかけて食べる。

美味しい!口の中に白桃の薫りが充満。

シロップはさっぱりとしていて、美味!

氷で口の中が冷たくなりすぎたら、お伴の熱い加賀棒茶でリセット。

次は、くずきりにチャレンジ!

 

ついでに21世紀美術館に寄って、一休み。

チケットが無くても行ける「タレルの部屋」へ。

この部屋全体が作品。

石のタイルで囲まれた部屋の天井には、四角い穴が開いている。つまり、その四角い穴がキャンバス。

 

 部屋の壁をぐるりと取り囲む様にベンチが設けられているので、そこに腰掛けてゆっくり、まったり。

四角く切り取られた青い空。 雲が流れていくことを実感。たまに、飛行機が雲を引いて横切って行く。


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春には風に運ばれた桜の花弁が落ちてきたり、冬は雪が降ってくるのを眺めて楽しめる。ベンチにはヒーターがあるので、余り寒くない。