交通事故に出くわした時に…

モーニング娘の吉澤さんが、飲酒運転の上、ひき逃げをしてしまった。弟さんを交通事故で亡くしているのに、何故?非常に残念だ。

ひき逃げをした瞬間の映像がテレビで流れていたけれど、怪我をした二人を助けることなく、その場を去った人達を批判するコメントが少なくない。

事故現場から去って行った人達について、ある教育評論家は苛めにまで繋げて批判をしていた。…何だかな~。

確かに事故に出くわしたら、怪我をした人達を助けることは大切だけど、果たして自分がその場にいたら、助けることが出来ただろうか?と思う。はっきり言って、私は自信がない。

あの映像は凄く短いし、被害を受けた人達は何とか立ち上がってもいた。

ほんの十数秒間の映像で、その後の対応は流れていない。あの短時間であれば、ビックリして対応出来ずに、いつもの行動をとってしまっただけではないだろうか?怪我人にすぐさま駆け寄るなんて、ほぼ無理なのでは?特に高校生くらいの子供は無理だ。

この教育評論家は、この高校生くらいの子供達がネットで批判されている現状をどの様に思っているのか?教育評論家なら、心理学の勉強もしている筈ではないのか?苛めを見て見ぬふりをする人間の心理を勉強しているのではないのか?

後付けで批判をする事は、誰でも出来る。

 

映画:マイマイ新子と千年の魔法

アニメ映画「この世界の片隅に」の片渕素直監督の作品。お奨めである。

昭和三十年代くらい? の山口県が舞台。

主人公は小学校の中学年くらいの二人の女の子。空想好きな新子と東京から転校してきた貴伊子。いわゆる、ガールミーツガールの物語。(何となく赤毛のアンを連想していると、なんと似たエピソードがあった)

舞台は麦畑が広がる田舎町。豊かな自然の中で、子供達が生き生きと遊ぶ。畦道に咲く野花が美しい。子供達の周りには音が満ちている。雲雀や鳶の鳥の声。蛙の合唱。お米のポン菓子「ドカン」(私の町では「パクン」だった)を作る破裂音。草笛の音。用水路である川のせせらぎには、ドジョウに何処かから紛れこんだ金魚が泳ぐ。空には天の川が横たわり、夏は蛍が群れ飛ぶ。子供達の日々が自然の中で紡がれていく。

そして、子供達の世界は無邪気なままではなく、どうしようもない大人の事情に幻滅したり悲しんだり憤慨したりもする。

さて題名の「千年の魔法」であるが、山口県は古来から周防の国と呼ばれていた。新子は祖父から千年前に都があったと聞かされ、その都を空想する。その周防の国府に赴任してきた清原元輔の娘、諾子(なぎこ)。京の都からやって来た彼女は友達が居なくて、一人ぼっち。その女の子が友達を見つけるまでの物語がたびたび差し込まれる。(ちなみに、大人になった彼女は凄く有名な人物である。現代であれば人気ブロガー? と言われる随筆家である)

 懐かしい景色、懐かしい音。小学生の上級生から小学校に上がる前の小さな子までひっくるめて遊んでいたあの頃を思い出す。

ボクシングって、八百長があたりまえ?

朝のニュースで、噂のボクシング協会の会長のインタビューを聞いた。全部で90分くらいあったらしいが(でも、この会長は入院中ではないのか? 90分のインタビューって…元気じゃん!)、その内容が酷い。

国からの交付金を他の選手にも分けろと言ったことは認めたが、オリンピックに出場した選手のことを「猫を被っている」「悪い人間だ」と個人攻撃をしたり、宿泊先のホテルに用意させた飴やらミネラルウォーターを「大した金額じゃない」とか、言いたい放題。そもそも、ホテルの件は、金額の問題ではなくて指定された食事やお菓子等を揃える手間が大変なことを理解していない。飴くらい、自分で用意しろ!

勿論、いわゆる「奈良判定」は完全否定。とは言え、ボクシングという競技は昔から八百長の噂が絶えないから、ボクシングをする選手はその事を覚悟しなくてはいけないのだろう…。残念だけれど。

この会長のインタビューを聞いていたら、水戸黄門に出てくる「悪大官」や「悪奉行」を連想した。家来にへいこらさせて威張っているタヌキ親父だ。そして、最後に黄門様が出てきて、こう言うのだ。「助さん、格さん。凝らしめてやりなさい」ってね。

それとも、スポーツ庁の鈴木長官が大岡越前ばりの名裁きで解決してくれないかなぁ?

 

女子を一律に減点…

東京医科大の入学試験において、女子の受験者の点数を一律に減点していたとのこと。

…………絶句。酷い性差別だ。

確かに、女性は妊娠、出産等で職場を離れたり、辞職することもあるけれど…。

私は仕事柄、女性の医師の皆さんがどんな風に産休を取っているか、ほんの一部であるけれど知っている。

彼女達は、出産予定日ギリギリまで勤務をしている。そして、育児休暇どころか産後休暇の56日後よりも前に職場に復帰している。

職場が病院だから、万が一の事態には対応できるからと言っても、なんとも過酷だ。

彼女達の努力を踏みにじられた様な気がする。

 

もしかすると、入学試験の女性差別医大だけではなく、入社試験や公務員の試験でも暗黙の了解なのかも?

 

政党を「はしご」する議員

「生産性がない」と発言した国会議員であるが、来歴を調べてみると、呆れてしまった。政党を幾つも渡り歩いているのだ。

元々、政党をコロコロ替える議員を信用していないが、この議員の来歴には笑うしかない。所属していた政党が解散したり分裂したせいでもあるが、ここまでとは…。

議員になれれば、どの政党でも良いのか?信念がないのか? と聞きたい。

自民党は、次回の選挙でこの議員を公認にしないで欲しい。もしも公認にするのなら、自民党には投票したくない。

 

国会が始まったら、野党から叩かれそう。

と言うか、バンバン叩いて欲しい。こればかりは、野党に期待したい。(モリカケについては「何やってんの?」 だけどね)

ドラマ:この世界の片隅に

アニメ映画はDVDで鑑賞済み。

日常の中に戦争があった時代。

広島の海苔農家に産まれた主人公、浦野すず。

絵を描くのがとても好きで、のんびり屋。

とにかく、とても可愛らしい。

演じるのは松本穂香さん。

意識高過ぎ、高杉くんのCMの女の子。

 

家族は両親と妹、そして母の実家に祖母とその家族。お祖母さん役が宮本信子さん。

すずのお父さん役の俳優さん、何処かで観た事があると思ったら、ドロンズの石本さんだった。

そんな彼女が、呉にお嫁に行くことになる。

結婚相手は北條周作さん。演じるのは、松坂桃李さん。

小さな頃に出会っていた二人(映画では最後に判るシーンがあるけれど、ドラマでは早々と二話目で判明…あの話の流れでは、仕方あるまい)であるが、すずは最初、何で自分が結婚相手に選ばれたのかが判らない。

最初は戦争しているのが信じられない程に穏やかな日々が過ぎて行く。

そんな中でも、周作さんのお姉さんが、実に良いキャラクターを発揮する。きつい性格で、すずさんをビシビシ指導する。演じるのは、ピッタリの尾野真千子さん。

そして、周作さんの幼馴染役の幸子さん。朝ドラの「ひよっこ 」の米屋の米子役をしていた伊藤沙莉さん。

雰囲気が「ひよっこ」と似てるな~と思ったら、脚本は「ひよっこ」と同じ岡田惠和さん。そう言えば、主人公の松本穂花さんも「ひよっこ のラジオ工場の同僚だったね!

 

以下、映画の話。観ていない方はネタバレになるので注意。

話が進むにつれて、次第に不穏な気配が漂って来る。

呉は軍港なので、空襲に何度も襲われる。最後の方は空襲警報に馴れてしまって行く…此処がリアルだ。

そして、とうとう戦争はすずの近くにいた命をもぎ取って行った。すずの身体の一部と一緒に。

呉の空襲を避けるため、すずに広島への疎開の話が出る。けれど「呉に居たい」とすずは残ることを選択する。

そして「あの朝」がやって来る。

突然の光。「何か光った?」「雷か?」戸惑うすず達を大きな揺れが襲う。

そして、広島の方向に立ち上がる「かなとこ雲」。

すずの家族が、あの雲の下に居る事を想像させる。そこに地獄が拡がっている事も。

広島の被害がじわじわと人々の間に噂として染み込んで行く。(呉に広島の「回覧板」やら「障子」やらが落ちて来た事を、この映画で初めて知った

そして、終戦

あれ程の被害を出しながら、戦争に負けた。

戦争に勝つことを、信じていたのに。

その絶望と空虚。

すずの広島の家族。あの朝、すずの母親は市内に出かけていて、死んでしまっているのは容易に想像でき、母親を探して父親と妹が市内に足を踏み入れた。父親はそのせいで既に死に(多分、原爆症)原因不明の病の妹にも、死を予感させる痣が腕に浮かんでいる。

街は焼け、沢山の人が死に、食べ物もまともに手に入らない。けれど、すず達は生きていかなくてはいけない。

この映画では、食事のシーンが多く出てくる。すずは足りない食材を補うため、野草を摘み、闇市へ出掛け、嵩増しの工夫を凝らす。そして、家族で食卓を囲む。

それは、戦争が終わってからも連面と続いていく。

周作の母親が、隠し持っていた米を取り出し「明日も明後日も食べていかなくてはいけないから、少しずつ使え」と、すずに渡す。

戦争に負けても街が焼け野原になっても、今日は何を食べようか、明日は何が食べられるか、と考える。

生きることは、食べる事。

 

 

 

 

LGBTは生産性が…

また出た、極論。

同性愛者やバイセクシャルの人に「税金を使うな」と言いたいらしいけど、そもそもそんな人達に税金を使う事があるの?

逆に、同性愛者は「結婚」が出来ないので、扶養控除はない。むしろ高い税金を納めている側なんじゃないの?

子供を産む能力がないから、差別しても良いのか? だったら、独身で子供がいない人もその対象になるんじゃないの?

一般人がネットの片隅で発言するのは勝手だけれど、選挙で選ばれた議員が言うのは問題だ。

「人口増加に貢献しない人は、切り捨てても良い」となると、結婚していない人、あえて子供を持たない男女のカップル…どんどん対象者が増えていくことになる。

理想的なカテゴリー以外を排除する。まさにファシズム

 

子供を産まない、または産めない人がどう思うのか、考えて発言して欲しい。

確かに日本は高齢社会で、このままの出生率では人口減少は免れない。人口が減ると、社会保障や公的なサービス、インフラにも影響があることもわかるけれど…。

議論の視点がずれている。頭が悪いにも程がある。何でこんな人が国会議員なのか?

あなた方が論じるべきなのは、どうしたら子供を産んで育てやすい社会システムを構築するか、ではないの?

しかも、所属政党からこの議員を批判する意見が出ていない。一部の議員が、批判しているくらい。それどころか「あなたの意見は間違っていない」と言われている様子。

でも、この言い方は後で手のひら返しをされて、所属政党からも批判されそう…。「間違ってはいないけど、正しいとは言っていない」ってね?

 

選挙をする時には、こんな議員や政党を選ばない様にしたい。